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外壁塗装の「艶あり・艶消し」どちらが良い?耐用年数の違いとは

みなさんこんにちは。
寺山塗装工業の寺山です😊

今回は『外壁塗装の艶あり・なしどちらが良いの?』という疑問についてお答えします!

艶のタイプ
「艶消し」から順に光沢度が上がっていき、一番艶のある状態が「艶あり」になります。
タイプによって見え方が異なる塗料の艶ですが、タイプは「艶消し」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」の5種類に分類されます。
①艶消し…艶がない状態。新築時の外壁のほとんどは艶消しでマット仕上げとも呼ばれている
②3分艶…艶消しに少し艶がついた状態。少しピカピカ感を出したい場合はおすすめ
③5分艶…半艶とも呼ばれている。中間点の度合いの艶
④7分艶…艶があるだけでなく、汚れにくく耐久性もあるため人気
⑤艶あり…光沢度が70以上ある状態。かなり光ってツヤツヤしている印象に

【艶があるということは表面が滑らかである】
艶があるということは、表面が平らで滑らかということになります。
表面が滑らかである方が、砂ホコリや排ガスなどの物質が付着しにくくなり、それだけ汚れも溜まりにくくなります。
汚れが常時付着していると湿気などの水分も常時付着していることとなります。
それらが塗膜を劣化させる原因の一つであり、表面が滑らかであれば汚れが溜まりにくく、
それだけ塗膜の寿命も長くなるということです👍

【「艶なし」より「艶あり」の方が耐久性が良い】
リシンなどの一部の吹き付け用塗料を除き、艶消し塗料のほとんどが、もともと艶のある塗料にフラットベースと
呼ばれる艶消し材(調整剤)を混ぜることによって光沢を抑えるように調整されています。
このフラットベースが滑らかな表面に細かい凹凸を作り出し、光が乱反射して艶を鈍く見せています。
艶消し塗料の耐久性が劣るといわれている根本の原因はここにあります。
添加物のフラットベースを混ぜた分、艶がなくなる代わりに塗料の耐久性が落ちてしまうという事です。
何も混ぜていない純粋な塗料であれば元々の耐久性を発揮しますが、そこに艶を消すための薬剤を混ぜたことで、
全体的に塗料としての耐久性は通常よりも劣ってしまいます。
そのため、耐久性のみを考慮するのであれば艶なしよりも艶ありを選ぶことをお勧めします!

【こだわりがない人は「艶あり」がおすすめ】
最初にもお話しましたが、艶の有無などはお施主様次第であるため、好みで選んでしまって良いと思います。
ですが、なかには「こだわりがないから、艶はどうでもいいよ」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、艶ありの塗料を選んでください。
理由としては、艶消し塗料は艶あり塗料に比べて耐久性が低い傾向にあります。
ですから、「艶の有無は気にしない」という方は、耐久性のみを考慮して艶あり塗料を選ぶことが無難となります✨

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